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タイガー立石さんの作品をじっくり鑑賞しよう!

こんにちは!学芸員の佐々木です。

更新を広報担当の篠﨑さんにすっかりお任せしてしまい、ついつい甘えていたら、いつの間にか時間が経ってしまいました…。

今回は、来館された皆さまから特に多かったご要望についてのお知らせです!

なんと、タイガー立石さんの作品がオンラインで見られるようになりました!

現在はお試し期間中ということで、5月18日までの限定公開となりますが、美術鑑賞アプリ「あとみる」を使えば、ご自宅からでも立石さんの作品をじっくりご覧いただけます。

美術鑑賞アプリ「あとみる」の画面


アトミル


美術鑑賞アプリ


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タイガー立石さんってどんな人?

タイガー立石さん(本名:立石紘一、1941-1998)は、田川市出身の美術家で、世界を舞台に活躍しました。

立石さんは、少年時代から雑誌にマンガを投稿したり、看板描きの助手としてアルバイトをするなど、美術に強い関心を寄せていました。
その後、武蔵野美術短期大学芸能デザイン科を卒業し、「第15回読売アンデパンダン展」で評論家の高い評価を受け、華やかなデビューを飾ります。

赤塚不二夫さん(1935–2008)とも親交があり、あの「ニャロメ」の名前も、立石さんの作品の中でネコが「コンニャロメ!」と叫ぶシーンが由来とされています。

活動拠点を転々としながら、マンガ、絵画、版画、陶磁器など、ジャンルを超えて表現を探求し続けた立石さん。
1994年には、郷土・田川市美術館にて初の回顧展が開催されました。

そのご縁から、当館にはいくつかの作品が収蔵されています。

現在展示中の陶彫作品の一部。いま話題の万博に関係する人物がモチーフですが、お気づきになりましたか?

館内&オンライン、両方で楽しめます!

「あとみる」を使えば、当館のように常設展示で全作品をお見せできない場合でも、オンラインで鑑賞することができます。

もちろん、実物を見たい!という声も多くいただいているため、これからもイベントなどで立石さんの作品をご覧いただける機会を設けていきます。SNSや公式HPで情報を随時更新しますので、ぜひチェックしてみてください。

ショップでは立石さんのポストカードも販売しています。

現在、常設展示室ではこれまで展示していなかった立石さんの作品もお披露目中!

美術館で“逆さ富士”が撮れるかも…?

立石さんの魅力あふれる作品を、この機会にぜひご覧いただければ幸いです。

#田川市美術館 #タイガー立石 #コレクション #美術鑑賞 #あとみる

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